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中古車選びで重要なポイント

予算を設定する

予算を設定することで、選択肢を絞り込めます。車両本体価格だけでなく、保険料・税金・メンテナンス費用なども考慮に入れる必要があります。予算内で最適な一台を見つけるために、譲れない条件と妥協できる条件を明確にしておくと良いでしょう。

年式・車検・保証の有無を確認する

これらは中古車の状態を判断するうえで重要な要素です。一般的に、年式が新しいほど価格は高くなりますが、車の状態が良いことが多いです。車検の残りの期間や保証の有無も確認し、購入後の維持費を考慮しましょう。

修復歴の有無を確認する

修復歴のある車は、事故などで車の骨格部分に損傷を受けた可能性があります。修復歴があるからといって必ずしも避けるべきではありませんが、修復の程度や修理の質によっては、走行性能や安全性に影響を与える可能性があります。

また、外観や走行性能に問題がなくても、将来的な不具合のリスクが高くなる可能性があります。軽微な修復であれば問題ない場合もありますが、大規模な修復歴がある場合は、その修復の質や影響範囲について詳しく説明を求めるのが良いでしょう。

試乗する

実際に運転してみることで、エンジンの状態、ハンドリング、ブレーキの効きなどを確認できます。異音や振動がないか、スムーズに加速するかなどをチェックしましょう。試乗は、購入後の後悔を避けるために非常に重要です。納得いくまで時間をかけて、気になる点を販売員に質問しましょう。

走行距離の確認

走行距離は、車の使用状況を端的に表す指標です。中古車販売店では、走行距離計（オドメーター）の数値を必ず確認しましょう。一般的に、年間1万キロ程度の走行が平均的とされています。ただし、数値が極端に低い場合は、メーター改ざんの可能性も考えられるため注意が必要です。販売店に対して、走行距離の裏付けとなる整備記録や車検証の提示を求めることで、より確実な情報を得られます。

整備記録の確認

整備記録は、車の健康診断書とも言えるものです。過去のメンテナンス状況を確認することで、車の状態を知ることが可能です。定期的なオイル交換や、タイヤローテーションなどの基本的なメンテナンスが行われているかどうかをチェックしましょう。

整備記録には、交換部品や修理箇所、時期などが詳細に記録されています。これらの情報を確認することで、車のメンテナンス状況や過去のトラブルを把握できます。不具合が早期に発見され、適切な対応がされていれば、安心して購入できる可能性が高いです。

事故歴の有無

事故歴は、車の安全性や将来的な故障リスクに直結する重要な情報です。京都の中古車市場でも、事故車は少なくありません。販売店に事故歴の有無を直接確認するとともに、車体の外観をよく観察し、不自然な塗装の跡や部品の取り付け状態に注意を払いましょう。特に、フレームやボディの歪みは重大な事故の証拠となる可能性があります。

車検証と登録情報の確認

車検証は、車の公式な身分証明書です。中古車を購入する際は、必ず車検証を確認し、記載されている情報が実車と一致しているかを確認しましょう。特に、所有者の変更回数や車検の履歴は、車の使用状況を知るうえで重要な情報となります。また、未納の自動車税がないかどうかも確認することで、購入後のトラブルを防げます。

使用環境の確認

京都は四季の変化が明確で、山間部では雪の影響も受けやすい地域です。そのため、車の使用環境も重要なチェックポイントとなります。以前の所有者が京都市内で主に使用していたのか、それとも山間部で使用していたのかによって、車の劣化状況が異なる可能性があります。塩害や寒冷地仕様の有無なども確認し、京都の環境に適した車であるかを判断しましょう。

一般保証と特別保証

メーカー保証には、一般保証と特別保証の2種類があります。一般保証はほとんどの部品が対象ですが、バッテリーやタイヤなどの消耗品は除外されます。保証期間は通常、新車登録から3年間または走行距離6万キロまでとなっています。

特別保証は、走行の安全に関わる重要部品をより長く保証します。例えば、エンジンやトランスミッションなどが対象となり、保証期間は通常、新車登録から5年間または走行距離10万キロまでです。これらの保証は、中古車であっても継承することで、万が一の故障の際にも安心して修理を受けられます。

メーカー保証継承の手続き

保証継承を受けるには、名義変更後、ディーラーで所定の点検を受ける必要があります。点検費用を含め、手続きには1万5千円から3万円程度の費用がかかります。中古車販売店に保証継承手続きの代行を依頼する場合は、追加費用が発生するかどうかを事前に確認しておきましょう。保証期間が残っている中古車を購入する際は、ご自身から確認することが大切です。